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2月5日、

勤務時間中、入居者さんの最期に遭遇しました。



最近、体調を崩していた入居者さん。
家族の方が居室に宿泊して、様子を看てくださっていた。
延命はせず、施設で看取って欲しい。という要望があり、その方向でケアをおこなっていた。

夕方、居室からナースコール。
あれ、どうしたのかな。点滴おわったのかな?と思ってコールを取る。
「はい、どうされましたか?」

「お父さんの呼吸が、とまったんです。」

たまたまステーションにナースが居たので、コールのを伝え、居室へ走る。
え、だって昼にバイタル計ったとき反応あったじゃん。笑ってたじゃん。
なんで、え、家族の勘違いじゃないの?止まったように見えて一寸の無呼吸とかじゃないの?
色々な考えが頭を巡った。

居室に入り、様子を確認。
ナースが対応。サーチ計れない。動脈触れない。
喉見る。どう見ても呼吸してない。
ナースが入居者さんの体勢をかえる。反応は無い。体は動かない。
喉から、少しだけ音が漏れた。それだけ。

家族の方のことば
「どうにか、ならないんですか?どうにか、」


看取り対応ということで、ドクターに言っても延命措置はできないということを家族の方に伝える。
でも、どうにか、何か、できないんですか?
家族の方の言葉は続く。

ナースの指示を受け、家族の方を別室へ案内する。

少しして、ナースから連絡。
「ドクターが確認しました。 永眠されました。」


てきぱきと死後処置がおこなわれて、家族さんが何人か来られて、
あっという間に、お見送りの準備が整ってしまった。





ちょっとだけ泣いた。
仕事まだいっぱい残ってたのに、トイレに隠れて泣いた。

それからまた仕事した。
他の入居者さんがいっぱいいる。
彼らの時間は止まっていない。
いつもどおりの夕方。晩ごはん。
ごちそうさま、おいしかったよ、おやすみなさい、あんたも大変じゃねえ、
そんな言葉に笑顔で応える。
余計むなしくて、なんだか余計、自分がみじめだった。


仕事終わって家に帰って、またちょっと泣いた。











家族の方の言葉が、母の言葉と重なった。

まだ私が小学生の頃、家族で車に乗っているときに、人身事故の現場に遭遇したことがある。
事故の瞬間ではなく、事故後。
救急車が到着する前だった。

道路に横たわる女の子。
まだ布すら掛けられていない。
転がっている自転車とか、
周囲に散っていた、具体的に何とは言わないけど、ものとか、が、すべて見えた。

その時の母の、父への言葉。
「何とかしてあげれんのん?何とか、何か掛けてあげれんのん?何かしてあげれんのん?」


事故のことは、翌日の新聞に小さく載っていた。
信号のない横断歩道を自転車で渡っていた女子高生に、前方不注意のトラックが突っ込んだらしい。
女の子は即死だったという。






いままで経験した、身近な人たちの死を思い出して、もっかいだけ泣いた。

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